みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史。 謎解き「みずほシステム統合」、1年間のシステム移行でATMを何回止めた?

みずほ銀行トラブルの背景にあった恐るべき状況とは? 『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』を読む|Real Sound|リアルサウンド ブック

みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史

「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」(日経コンピュータ著、日経BP、1980円)。 システム老朽化のリスクを指す「2025年の崖」を控え、転ばぬ先のつえになるか。 80年代の非効率的な事務フローが残ったままになるなど、勘定系システムの老朽化は経営の足かせになっていた。 あわせて読みたい! >> 印象に残った場面とそれに対する主張 僕は全面的に本書を支持する訳ではありません。 「 みずほ銀行」と「 三菱UFJ」、「 三井住友」のシステム構成が異なっていたため、みずほ銀行だけ大規模障害を発生させてしまった。 次ページでログインまたはお申し込みください。 というのは、本著は「みずほ銀行のシステム統合は、前代未聞の巨大なプロジェクトだったため、これだけのお金と時間を要しました」という姿勢にたっており、ところどころで問題点を指摘しつつも、本プロジェクトは概ね成功したと見なし、むしろ困難な挑戦をやり遂げたみずほ銀行を評価する立場なのです。

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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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他のプロジェクトじゃ使えない化石言語です。 そして To-be というあるべき姿と照らし合わせ、システムがどのような役割をはたすかを検討する。 池井戸作品を想像している人は全然違いますし、そこまでハードル上げないでくださいね。 それに起因する属人化や保守性低下を避けるために、コードを自動生成する「超高速開発ツール」を採用したらしいです。 この史上最大級のITプロジェクトがいかなるものだったか、クイズで振り返ります。 現場に丸投げされた統合方針の決定が紆余曲折し• しかし、またもみずほ銀行はやってしまうのです。

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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史|日経BPブックナビ【公式サイト】

みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史

金がもらえるからいろんな企業が参画する しかも言語はCOBOL。 合併に伴う 忖度・お気持ちの調整 システムのあるべき姿としてベストな状態ではないけれども、力関係を平等にするために不自然なシステムの統合が行われる、など これにコミュニケーションの方法 障害が起こった時に現場がきちんと報告をし、経営陣が安全に倒した意思決定を行うルールをつくるなど や役割分担、管理ルール パラメーターの管理などをどう行うかなど が加わります。 しかしこの規模のシステムを1ミリの隙もなく設計するのは現実的ではない。 超大型のシステム開発であったため、コード記述の統制が取れていないと保守性が低下してしまうことから、「超高速開発ツール」が導入されたようです。 みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」 第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行が統合したみずほフィナンシャルグループ FG。 上で引用した「手で書いた方が速いし、シンプルなプログラムができる」というエンジニアの意見が、ツールを導入した経営層と現場の温度差を表しているように思えてならないのです。 ちなみにタイムリーな話題を出しておくと、ZOZOの最大の買収金額が 4007億円なんて言われていますね。

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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」 電子書籍版 :B00162327676:ebookjapan

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多くの日本企業が直面する情報システムの老朽化問題、「2025年の崖」を乗り越えるヒントがここにある。 「 今週の土日もみずほ銀行が止まるらしいよ」 という会話、2018年や2019年の前半でよく耳にしましたね。 2019年2月から7月でみずほ信託銀行のシステム移行 約2年にも及ぶシステム移行のスケジュールは、 史上初の出来事だと思います。 みずほ本、「重なった三十の不手際」という章タイトルが「三重の不手際」の誤字だろうと思ったら、ホンマに三十の不手際が出てきて泣いてしまった。 SEを経て日経BP入社。 システム改修の時はなんとか我慢したけど、それに見合うメリットがなくなってきた。 本書ではこれを第1部「IT業界のサグラダファミリア、ついに完成す」、第2部「震災直後、『またか』の大規模障害」、第3部「合併直後、『まさか』の大規模障害」の3部構成で説明します。

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みずほのシステム移行完了を記念して、デスマーチの経歴を振り返ってみた

みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史

これ、CIOの命令だからできたものだと考える。 歴史に残る一冊をぜひご覧ください。 著者は技術者ではないので、技術的な話もあまり出てきませんし、意図的にそれを避けてるようです。 例えば、会社や部門間の利害を調整し、全体最適の視点で意思決定を下すためのタスクフォース+事業部会の両輪体制や、ユーザ部門に上流工程支援ツールXupperを強制的に使わせるスルタンなやり方、移行管理システム「みずほ天眼システム」が解説されている。 80年代の非効率的な事務フローが残ったままになるなど、勘定系システムの老朽化は経営の足かせになっていた。 35万人月、アプリケーション開発費が4200億円程度というとんでもない規模のプロジェクトです。 ただでさえ未曾有の震災で日本全体が混乱状態の最中、家にも帰れずひたすらバグと戦い続けた気持ちは察するに余りあります。

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日本史に残る巨大 IT プロジェクトから学べること『みずほ銀行システム統合 苦闘の19年史』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史

伝言ゲームもできない現場 携帯電話会社は前日の十四日、携帯電話から大量の振り込みが集まるとの見通しをみずほ銀行の担当部門に知らせていた。 勘定系システムを刷新し、新たなシステムMINORIを作り上げたことに胸を張る件で、 「COBOLやFORTRANをベースにしたシステムをいつまでも使い続けるわけにはいかない」という発言がある。 システムの総点検を担当したのは、「富士通」「日立」「日本IBM」「NTTデータ」の4社です。 2018年からの1年間のシステム移行に伴って、週末にATMなどを停止させました。 組織のメンバーや体制の問題だけで、ざっとこれくらいの問題点があるでしょう。 富士通、日立製作所、日本IBM、NTTデータを筆頭に1,000社のSIerを巻き込み• 2019年7月 システム移行完了 無事、2019年7月にシステム移行が完了しました。 キーワードは「 技術的負債」と「 仕様の属人化」など。

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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

みずほ 銀行 システム 統合 苦闘 の 19 年史

本書の後半でも「3行の不毛なシステムの機能比較が続いた」と記載がありましたが、システムの比較だけではなく「この部署ガー」とか「このフローガー」とか組織も交えて延々、延々終わりのない不毛な議論が続いたはずです。 その後 大規模障害を引き起こしたみずほ銀行は、システム全体を総点検します。 みずほ銀行はもともと、「 第一勧業」「 富士」「 日本興業」という3つの銀行でした。 みずほ銀行(正確には、みずほ信託銀行も含む)は、 2019年7月16日に新システムに完全移行となりました。 最近のWebサービス開発に携わっているまぁ普通の(?)開発者目線で言えば、カルチャーギャップがありすぎて前編はほぼ理解できないというか、なかなか頭に入ってこない。 IT全般と情報システム分野に精通した日経コンピュータ(情報システムの専門誌)の精鋭記者5人が取材・執筆したとあって、素人にはけっこう難しい専門用語なども出てきますが、それでもできるだけ、記者のような素人にも理解できるようにと、相当かみ砕いた表現を心掛けた痕跡がところどころにうかがえます。

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